陰陽師の気配を探しに~清明神社 人間と鬼の共存の地 後編

◇京都の街でリアル鬼ごっこ 陰陽師ゆかりの地へ


陰陽師と呼ばれていた人々の歴史上の記録は
聖徳太子の飛鳥時代まで遡ります。

 

平安時代は、陰陽師が陰陽寮という部署に所属し、
公人として天体観測、暦の管理、追儺式のような行事、
そして呪術的研究や考察を任されていたようです。

 

◇西洋風に例えると、陰陽師は「宮廷魔術師」のような存在です。


私達は、タロットカードという道具を使って占う他に、
運命の羅針盤」のように暦に関わる占いもしておりますので、
元々陰陽師には興味津々でした。

おそらく、陰陽師達もその時代の権力者達のカウンセルやマネジメントをして
国の方針を定める一翼を担っていたのではと推測できるからです。

今はもちろん、陰陽寮はありませんから
有名な(?)陰陽師の一人である安倍晴明に縁があるところに行くと
何かその記憶の痕跡がたどれるのでは?

ということで、清明神社に行くことにしました。

 

◇ホントは広いぞ~大きいぞ~清明神社は清明のお屋敷跡地


この神社は、安倍晴明の居住していた広大な敷地の一角に作られた、
とされています(諸説あるようですが)。

安倍晴明をモチーフとした、小説、漫画、映画などが話題となり、
注目されたためなのか、とても綺麗で立派な神社でした。

清明神社に伺った時は節分前日だったために、
節分の人形(ひとがた)祈祷というお祓いを受け付けしていました。

節分の日に、節分星祭りという行事があり、その際にお祓い、祈祷をしているようです。

陰陽五行説の暦では、節分の日が陰と陽の境目になり、節分から陽になるようです。

『私達は、ちょうどタイミングよく「陰と陽」の境目に関西に旅行してきたのですね』

○前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本編です✨


■清明神社

安部清明のお屋敷は、とんでもなく大きい。

北は元誓願寺通り、西は黒門通、東は堀川通
南は中立売通を四方で囲んだ敷地が清明さんのお屋敷でした。

 

所在地 京都市上京区晴明町806

ホームページ http://www.seimeijinja.jp/

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