占いをはじめた切欠~住むつく物の怪と現れる霊障 【エピソード8】

■ 霊障と時間の悪戯


 

 

アルゼンチンタンゴの友達に誘われ、占いの本場(?)台湾で2回の占いを経験した私。

病院のリハビリでは、なかなか完治できない足の怪我の件は、なにか霊障(れいしょう)のようなものだと、友達が断言します。
確かに、夜中に閉めたはずの水道の蛇口が開いて水が出たり、不可思議な現象は起きていました。

彼女は明言しないのですが、「異質な何か」を感じているようです。
アルゼンチンタンゴで知り合った友達は、彼女が懇意にしているという「先生」を紹介してくれました。

彼の本業は医療関係です。友達が知っている「本当に能力がある人」は彼しかいないので、

ぜひ、予約をとって、行ってみるようにとすすめられました。

 

■ 藁にもすがる思い

大変、人気のある方で、なかなか予約がとれないこと。

予約がとれても、何かに邪魔されて行けなくなる人もいること。

実際に彼女の紹介で彼の鑑定を受けに行く途中で交通事故にあって、行けなくなった人もいるとか。

料金は一回一万円程度ですが、当時北海道からの飛行機代を考えると容易に行ける場所ではなかったのですが。

私自身、足の怪我が治ることが最優先でしたので、藁にもすがる気持ちでそこへ行くことにしました。

その顛末(てんまつ)はいかに?

 
次号へ続きます。

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