神降地(上高地)の旅 旅の終わりと継続の次の物語 【その7】

■ 神秘的なたびの終わりに・・・・・・・


 

 

神秘的な上高地から東京経由で、北海道へと向かいます。

帰りの飛行機もよい天気でした。
北海道から帰ってきた時の光景が忘れられません。

通常の飛行機の航路と異なっていたのか、北海道に近づいてきた時に大きく飛行機が旋回したのです。

その為、普段はあまりみることが出来ない北海道の山々がはっきり見えたのです。

羊蹄山や日高連峰、そしておそらく大雪山。

美しい北海道の山々に迎えられ、思わず涙ぐんでしまいました。
飛行機の中で、お世話になった明神舘の方々にお礼がしたいと思いました。

 

■ お礼にお魚を送ろう!


母と相談して北海道の魚を送ることにしました。

叔母が根室に住んでいるので、相談して魚を送ろうと。
叔母に相談すると、タイミングよく?「鮭児(けいじ)」という鮭が手に入りそうだとか。

根室市内でもめったにお目にかかれない幻の魚です。

トロのように脂がのった一匹10万円程の価額がついたこともあった高級魚です。

 

これは、ご縁だ!

 

すぐに、叔母に宿の住所を伝え、根室から直接魚をおくってもらいました。

 

■ すると・・・・・・・

 

 

宿の方には、宿泊のお礼と魚を送ったことを電話で伝えました。

一方的なお礼でしたが、あの神秘体験には、何かお礼したい気持ちでいっぱいだったのです。

魚が着いたら連絡しますねと宿の方は言っていました。
数日後、宿の方から連絡がきました。無事に魚が届いたこと。

そして、我々が滞在した数日後に崖崩れのような崩落事故があり、怪我人はいなかったものの、宿の周辺は交通が分断され宿泊客もキャンセルになったとか。

 

よく、あのタイミングで無事に魚が届いたと思います。

物流も不自由な状態だったので、スタッフみんなで魚を美味しくいただきましたと代表の方からお伺いしました。

 

■ 物語は意図的か?


 

 

あの白龍とカモシカ…。その後の天災。
なにもかも、ドラマのように作り物めいて、気味が悪い。

何か、役者のように踊らされているような。
全ては絶妙にぴったりのタイミングでやって来る。

 

■ 神秘的な物語の後の不思議な出会いは続くよ、どこまでも。


 


この話を北海道に帰って来てすぐに、友人に話しました。

すると「今週の日曜日、とっても不思議な人たちが札幌に集まるんだけど興味ある?」と聞かれました。

長野、東京大冒険の直後だったので、以前の私なら「疲れているから」と断っていたお話だったかも知れません。

でも、タイミングの大切さを知ってしまいましたから、断る訳にはいきません。二つ返事で行くことにしました。

 

そして、これが「あとり」との出会い。占い師への道のスタートラインとなったのです。

 

あとりとの出会いについては、また、後日。機会がありましたら。

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