運命の羅針盤

42歳は価値観の転換と生き方の再確認


私は42歳の時に大きな価値観の転換がありました。

それは、ねことの関わりです。

結婚後の私しか知らない方は生まれたときからずっと愛猫家だと思うかも知れません。

実は、動物全般が苦手でした。
私が物心つく頃から、私の母親は心の底から動物が嫌いな様子でした。

犬や猫を見かけると、本当に憎々しい目で見て「あっちへ行け!」と、近くに石を投げつけたり、蹴ったり殴る真似をしていました。

今の時代では、動物虐待として訴えられてしまうでしょう。

そんな母親に育てられた私は、犬や猫に触れる機会がほとんどないまま育ち、犬や猫は、何となく「恐いもの」としてとらえていました。

さすがに、教師になってからは、犬や猫を飼っている人の前では可愛がったりしていましたが、自分自身で動物を飼いたいと思うことはありませんでした。

 

ATOLは猫好き


子どもの頃から累計すると飼っていた猫達は20匹ぐらいになるそうです。

なついてきた捨て猫を拾っては育て、その猫が他の人に引き取られるというサイクルを繰り返していたそうです。

子どもの頃近所のお店に行って「段ボール箱ください」というと、「また、猫の子どもが生まれたのかい?」と言われるほどだったとか。

イラストレーター「あとり」が描く猫のモチーフは、飼っていた猫達を擬人化したものです。

私達が活動している「ねこの家」は元々「あとり」の猫の絵の作品を展示するアートギャラリーで、動物の猫はいませんでした。

ところが「ねこの家」という名前をつけたために、「生きている猫」がいる「猫カフェ」のような場所だと思って来店するお客様が多かったのです。

ねこの家オープン当初、あとりの家には高齢のミカンちゃん(現在28歳)しかいなかったので、元々、猫好きのあとりの家族は、看板猫として他の猫を飼ってもいいなぁと思っていたようです。

 

最初にやってきた42歳の転機


あとりとねこの家に関わるようになった42歳の時。

職場の方の紹介で野良猫の保護施設の子猫と出会いました。

私は子猫と接したことがなかったので、本当にいとおしくて、幸せな気持ちになりました。

その子猫をあとりの家で飼うことになり、子猫に会いに行くのが本当に楽しみでした。
どうして今まで、猫が嫌いだと思っていたのだろう。

今では、猫だけではなく、犬など他の動物も大好きになりました。

ATOLと、ATOLの家族の猫との関わり方を通して、ペットは本当に家族の一員なんだということを学びました。

恥ずかしながら、40歳を過ぎるまで、猫を通してこれほど「命」に直面したことはなかったのです。
大袈裟に感じるかも知れませんが、生きていることの素晴らしさを、猫を通して知りました。

本当に価値観の大転換でした。
次回は、33歳の転機についてお伝えします。

 

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