□ 不可視な時間の流れ 過去・現在・未来
なぜ、あの時、あんな行動をしたのだろうか?
時おり、人は通常の行動パターンでは考えられない行動をとることがあります。
前回からのブログで、2001年のとある日のエジプト旅行の切欠が、「今」の自分の時間を創っています。
~12年前のエジプト旅行と「今」~で得た体験が経験として、今に生き、あのロゼッタストーン!を間近で~へと時間のバトンはつながれてきました。
はじめてから、こういう未来が創られようとしていたのだろうか? それはわたしにもわかりません。
□ 二つも旅の目的ではなかった。招かれた時間
旅の目的として訪れたわけではなかった「エジプト考古学博物館」と「大英博物館」。
旅から帰ってから占いのメインの道具として活用している「トートタロット」カードは、とてもエジプトに縁のあるカードでした。
カードの制作者である、アレイスター クロウリーは、
記録によると新婚旅行中のエジプトのカイロで妻の妊娠を知り、
そこで啓示を受けて「法の書」という本を書いているそうです。
また、クロウリー達がカイロを訪れたのは1904年。
1902年にカイロ考古学博物館が開館されていますので、彼らが訪れている可能性も十分あると考えられます。
だとすれば、時間は違っていても、確実に同じ空間に私とクロウリーは存在していたかも知れないのです。
同じものを見ていたかも知れないのです。
「トートタロット」の「トート」はエジプトの神の名前で「知識や言語」を司る神です。
文字(神聖文字 ヒエログリフ)を人に伝えたと伝承されています。
エジプト、トート神、ヒエログリフ、ロゼッタストーン…。
これは、偶然なのでしょうか?
なにか、私達の意図しないところで様々な運命を動かされていると感じるのです。
あのとき、突然エジプトに行きたくなったのは、現在の占い師の道につながるためだったのかもしれません。
そう思った方が、面白いですよね?
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