時間の流れは、いつも同じことを繰り返しているわけではありません。
同じ時間の流れでありながら、少しずつ変化がくわわり、その積み重ねが将来的に劇的なドラマを生みます。
- ニーチェの「永劫回帰」にも似ています。
- 仏教にある「輪廻転生」にも似ています。
- 両方が正しく、両方がなければ成立しないような気がします。
人生はらせん状の階段のようなもの
私たちは、らせん(螺旋)を描くように毎日を過ごしています。
例えば、昨年の誕生日と今年の誕生日を思い出してみましょう。
基礎となる環境は変わらなくても、少しずつ新しい状況が入ってきたり、古い状況がなくなっていったりと自身の置かれている環境に変容が起きていることに気がつきませんか?
状況というのは常に少しずつ変化していっています。
それは、例えるなら長い年月をかけて少しずつ地形を変えていく地球そのものともいえます。
地球の規模はとても大きくて、人の一生で捉えることのできない変化ですが、町の様子はどうでしょうか?
10年前の町の様子と20年前、30年前、100年前とでは町の様子はずいぶん変わります。
それは急に10年ごとに町の時間が移り変わったのではなく、1年ごとに少しずつ変化していっています。
時間は常に動いています。
私たちの周りでは、色や形が同じでも、その用途や仕組みによって形を変化させていっているのです。
1年前の自分と今の自分には変化は見えられないかもしれませんが、10年前の自分と比較してみるとずいぶんと成長してきているのがわかります。
同じ日常の繰り返しの中での変化に気がついていくことで、物事の動きや変容を見えるようになってきます。
何か違う?
言葉では表現できない、違和感を感じたり、直感的に理由もなく「そうしたい」という気持ちが芽生えることが第六感の作用となります。
⇒生きている実感を得る スピリチュアル=神秘の世界に入るには
こちらでも説明しましたが、第六感=サードアイを開くためには、五感という入り口を整える必要があります。
五感で物事を捉えることで、第六感で感じた問い=理由を解くことができます。
少しずつの変化を捉えることが、スピリチュアルへの入り口になると思います。
まずはいったん立ち止まり、同じ繰り返しの日常から抜け出してみましょう。
自己を振り返り、立ち止まることで自己の周囲で何が起きているのかの実態を探ることから始めましょう。
神秘学入門養成講座の組み立てはもう少々お待ちください。
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