生きている実感を得る スピリチュアル=神秘の世界に入るには

●大地に足をおろして、生きていますか?
●季節を感じることができていますか?

外部からの情報を得るルートは『五感』にある


五感を活用することで、生きることへの活力と意味を見出すことができます。
座禅を組むときと似ています。
呼吸の通る正しい姿勢を保つことで、感覚と心を通して身体との対話を行うことができます。
普段何気ない日常の中でも同じ姿勢をしていると、その箇所に疲れが生じやすくなります。
座禅を組んだとき、肩こり、腰痛などといった痛み、だるさ、重さを感じることで、疲れがたまっている部分の確認ができるようになります。

普段は自然と身体は楽な姿勢を保とうとしますので、日常の中では意識しないと身体の不調を感じ取ることが難しい場合もあります。
身体からの信号を受け取るのに適しているのが、ヨガによる呼吸方法です。
座禅は身体との対話のみとなり、自己への問いに答えていくことで真の自己を確立することに役立ちます。
ヨガは身体の定期メンテナンスに適しています。

スピリチュアルな世界に入るためには、呼吸=プラーナのエネルギーを全身に巡らせることが重要となります。
メッセージを受け取るためには、自分という受容体が、穏やかで透き通った湖面に太陽の光が水底まで届くかのよう清らかな働きになっていなければなりません。

まずは、今の時間から抜け出してみましょう。
五感で季節を感じ取るところから始めてもよいかもしれません。

五感とは

[ 視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五つの感覚 ]
視覚
呼吸と共にゆっくりと周囲を見回してみましょう。
いつも見ている景色をじっくりと見ることで、今まで気がつかなかった物事を捉えることができます。
聴覚
日常の中には様々な音、声があります。
人の声、物の音、自然の音からそれの音が何から発されているのかを想像しましょう。
私たちの脳は、音から様々な情報を受け取っています。
音のみでも、十分に形として捉えることができるはずです。
触覚
肌から情報を吸収する方法です。
五感は、自分の外側からの情報を様々な形で受け取ることができます。
触るという行為は、眼や耳と違い、硬さ、やわらかさ、大きさ、質感、暖かさ、冷たさといった感情を通しての感覚にとても作用しています。
重量を感じ取るには、触覚に頼るほかありません。
味覚
何気なく食事をするのではなく、甘い、辛い(塩)、苦い、しぶいなどに意識を向けて食事をとると良いでしょう。
体内に必要な栄養を外部から摂取する上で、食べたときの味覚は感情によっても変化します。
気分が高揚しているときと沈滞しているときでは、味の感じ方も違います。
味覚は脳が作り出しているため、感情の変化を捉えることや肉体からの信号を受け取ることにも適しているといえます。
嗅覚
香りは多くの情報を含んでいます。感情に作用する重要な器官といえます。
鼻からの情報が不十分だと、味覚に影響を与え、触覚からの情報もあいまいになり、聴覚からの情報のみでは物事を十分に把握することが難しくなります。
五感が整っているということは、とても幸せなことなのです。

生きている実感を得ることは、五感を意識して働かせることにあります。
自己を知ることは、五感を上手に活用していることになります。
同時に、第六感からのメッセージを受け取るためには、五感の働きがかかせません。

A&Kフォーチュンテラーで、最初にお伝えしたいこと

占い師=スピリチュアルリーダーとして必要なスキルは、完全な受容体となり、第六感からのメッセージを受け取るために必要な五感への信頼を深めることにあると思います。

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