旅の計画は風任せ

■目的と人は後からやってくる

旅に出るときは、まず最初に思いつくことは場所です。

こんな場所に行きたいなー、て。
何ともなしに思いついきます。

このとき、目的はありません。

心の中に、ぽっかりと空間が生まれたときに、頭の中に場所が浮かんできます。

だから、そこに何があるのかわかりません。
何でその場所にいきたいと思うのか、自分でもよくわからない。

でも、私たちの旅の始まりは、いつもこんな感じからです。


■今回の旅も、目的は後から

まずは、京都に行こう。
京都は何度か訪れたことがありますが、京都の古くからある町並みを歩いたことがありません。
思い浮かんだのは、京都の昔ながらの町並みでした。

よし! 京都に行こう。 ということに決定しました。

そう決めたときからでした。

京都で古くからある町並みは、どの地区にあるんだろう?
調べ始めます。
私たちの想像の中にある景色を、本やネットなどで調べ始めます。
場所が決まってくると、次は人との出逢いです。

不思議です。
いつも不思議に思います。

目的もないまま始めたのに、場所が思い浮かんだら。
その場所の状況を確認していくについて、その地域にお住まいの方との接点が結ばれてきます。
旅先での再開と新たな出逢いが結ばれてくるのです。

だから、最初から私たちは「目的」は決めません。

思い浮かんだ景色があるのなら、それは私たちはその場所と時間によって導かれているものと思っています。

 

神様に導かれているとか、仏様のお導きとか、解釈はいろいろだと思います。
どちらにしても、あるときに、ふと頭の中にぽっかりと思い浮かんだ景色や情景が私たちにとって導きになっています。

占いをするときも、そうです。

力を抜いて、本当に必要なメッセージを受けるようにしています。
変に力を入れてしまうと、「そうしなければならない」という自分の思いが、占いの結果に影響を与えてしまうからです。
押し付けではない。
今に必要なメッセージを、私たちは受け取ったままにお伝えしております。

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