KOTOLI

猫から学ぶこと。猫から学んだこと。120歳のおじいちゃん猫さんとの思い出。


◆ねこから学ぶことがたくさんあります。

私は、子どもの頃から「動物が苦手」と思って生きてきました。
夫と出会い、ねこが家族の一員である生活に変わり様々な発見があります。
ねこがずっと好きでねこと共に生活してきた人の観点とは、ちょっと違うかもしれません。

ちょうど一週間前、超高齢のねこが亡くなりました。

家族の記憶では、平成元年生まれ。

ただ、30歳のねこはギネスブック級ですので、おそらく記憶違いなのではと思います。

確実に25年は生きているねこでした。

◆若い頃は・・・

 

彼は、若い頃は結構やんちゃで、しょっちゅう脱走したりしていたそうですが、今から十年ぐらい前に体調を崩しました。
十年前でも十分おじいちゃん猫だったので、体によいと言われる高齢猫用のキャットフードから、本人が好きなフードに切り替えて与えていたそうです。

もう、おじいちゃんだし、好きなもの食べてもらおうって発想だったようです。

この10年の間に、引っ越しもしました。
猫は家につく、とも言われるぐらい環境が大事みたいなのですが、この猫にとって新しい環境がさらによかったらしく、毛艶も毛のカラーも良くなって驚きました。
いつまで長生きできるんだろう。

人間だと、100歳は過ぎてますが、食欲もあるし元気です。すごいな…。

 


◆深夜にご挨拶

深夜、お姑さんからの電話で起きました。

彼の様子がおかしい。

もう、長くはない。長くて一週間ぐらいだろうと。

お姑さんは、たくさん動物と関わっているので、死期がわかるのかもしれません。

すぐに彼の元へ向かいました。

彼は、いつも通り私達を迎えてくれました。

私がそばに行くと、立ち上がって、頭をすりよせてくる、いつも通りの彼。視線もきちんと合っている。
え、全然、元気じゃないの?
毛並みだって綺麗だし。

彼は、また、ゆっくりと横になりました。

 

 

横になった時、ちょっと違和感を感じました。

肉体から魂が抜けていく。
そんな気配を目の当たりにしました。

まもなく、彼は、虹の橋を渡って行きました。

苦しむこと無く、静かに眠るように。

家族がお別れの挨拶することを待っていてくれたのかな、とも思ってしまいました。

120歳は越えている大往生ですから、悲しいという気持ちより、天晴れという称賛の気持ちです。
余生を十分楽しみ、苦しまず、最後は家族全員に挨拶をしてから旅立っていきました。

長生きすれば立派、素晴らしいとは思いません。
野生に生きる猫の方が自由で素晴らしいという考え方も否定しません。
ただ、彼は長い間、家族の中に存在し、一緒に生きてくれました。

それだけで、感謝です。そして、素敵な生き様をみせてくれました。

直前まで元気で苦しまず、眠るように息を引き取る老衰という最期。

誰もが憧れる最期です。

それを私達家族にみせてくれました。

ねこから学ぶことは、まだまだありそうです。

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