吉田神社と節分と、追儺式(ついなしき)の鬼は外

◇ 節分行事と鬼は外


今回の関西旅行はちょうど節分の前後

というタイミングだったので!

 

私はぜひ有名な「吉田神社」の追儺(ついな)式の鬼やらいという

節分行事を体験したいと思っていました。

 

◇ 節分という季節の変わり目 陰と陽


節分という季節の変わりに合わせて吉田神社では追儺式が行われています。

 

平安朝の初期から毎年宮中にて大晦日に執行されていたものを、伝承・継承し、古の趣を現在に伝える数少ない神事の一つだそうです。

平安朝の初期と言えば陰陽師が活躍していたであろう時代でもあります。

 

◇ この行事を通して、何か過去との時間軸が繋がれば面白いな…


 

そんな淡い期待を抱きながら。

その儀式は、
『黄金四つ目の仮面をかぶった方相氏(ほうそうし 鬼をはらう役人)と赤、黄、青の鬼』が登場し、人々の幸福と平和な生活を願うものだそうです。

クライマックスには、陰陽師が祭文を奏したり、
最後に殿上人が桃弓で四方に葦矢を放って、疫鬼を追い払います。

『この追儺式が現在の豆まき節分行事の由来にもなっているそうです。』

この行事は大変な人出でした。
我々は追儺式スタート30分前にぐらいに到着したために境内は大混雑、
やっと追儺式の行われる場所にたどり着いたのですが一部始終をはっきりと肉眼で見ることはできませんでした。

例年節分の3日間に50万人もの人が訪れるそうです。

(ひええええー・・・・・・人が多い・・・・)

好天にも恵まれていたので、
もっとたくさんの人がこの行事を楽しんだのかも知れません。

(汗,,,,,)

肉眼ではあまり見えなかったのですが、
他の方のカメラやiPhoneのモニター画像を通して方相氏や鬼達の姿を見たり、
人波の合間から四方に放たれた矢が飛んでいくのが見えました。

 

鬼のうなり声や人のどよめきなど、臨場感は体験できました!!!!!

 

(うおおおおおおー・・・・・ぐぅおおおおおおおー・・・・・) (鬼さんの声)

北海道の立春は、まだまだ雪も積もっていますし春とは遠いイメージです。

豆まきの時、外は雪景色です(笑)札幌のゆきまつりもこの時期なんです。

同じ日本国内なのに京都御所では桜も咲いておりまして、春を感じることができました。

日本列島、南北に長い!も実感。


吉田神社

万城目学の同名ベストセラー鴨川ホルモーのロケ地の一つ。

こちらの場所で「ホルモー」を呼び出す儀式が行われました。

所在地  京都市左京区吉田神楽岡町30番地
ホームページ http://www.yoshidajinja.com/

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