■ イコン画という絵画をご存知でしょうか?
キリスト教の聖人や旧約聖書の中の場面等を描いた宗教画のことです。
イコン画そのものを崇め奉ることは「偶像崇拝」という物になるので禁じられているそうなのですが、イコン(絵)を通してイエス キリストや、キリスト教の教えの素晴らしさを学ぶことは認められているとか。
イコン画は、描かれている人物や場面、象徴しているものが重要であり、
イコン画そのものが芸術的に素晴らしくても・・・
もしくは、落書きの様な仕上がりに見えても・・・
等しくイコン画であるらしいです。
ただ、芸術的に完成度の高いものが現代まで大切に扱われているようです。
タロットの絵柄も広い意味でイコンです。キリスト教の影響を受けている絵柄もあります。
■ イコン 生神女マリア(聖母マリア)の7つの悲しみ
上にある画像は、聖母マリアの七つの悲しみを題しているイコン画になります。
このイコン画が象徴しているものは、「タロットの絵柄にある、ソードの3」になるのではないでしょうか。
ほかにも七つのソードに関する絵柄として「タロット、ソードの7」を象徴しているようにも思えます。
このようにして、一枚のイコン画から、様々な角度から読み取りやすい形として、現代に伝わっているのがタロットカードなのではないでしょうか。
注意として
タロットカードは特定の宗教観によって作られているものではありません。
様々な人たちの生きてきた記憶と歴史、出来事を後世に伝えるために作られてきたものなのではないでしょうか。
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